
Home » Archives for September 30, 2025







能登半島地震から9ヶ月、輪島朝市の現在 令和6年1月1日の能登半島地震により、1000年以上続く日本三大朝市の一つである輪島朝市は壊滅的な被害を受けました。 地震直後に発生した大規模火災により、朝市通り一帯がほぼ全焼。 輪島市朝市組合の事務所も全焼し、組合員の名簿や書類、銀行の通帳・印鑑等も燃えてしまい、実質的な組合運営を続けていくことが困難となっています。しかし、1月1日は定休日だったため、ほとんどの組合員が自宅にいたため、地震と津波から避難することができ、無事でした。 この記事で学べること 震災から半年後の7月10日にワイプラザ輪島で仮営業が再開、現在31店40人が出店中 輪島港近くの市有地に大型テントを設置する移転案が検討され、2〜3年での本格再開を目指す 組合員180人の大半が70代以上で高齢化が進み、時間との闘いという現実 輪島塗産業も約8割が半壊以上の被害を受け、伝統工芸の継承に危機 「わじまるしぇ」など新たな復興市の取り組みが月1回開催され、地域経済再生への種まきが進行中 現在、輪島朝市の露店主たちは全国各地に避難しながらも、必ず輪島の地で朝市を復興させるという強い意志を持って活動を続けています。復興への道のりは長く険しいものの、1200年の歴史を次世代に引き継ぐための取り組みが着実に進んでいます。 商業施設での仮営業と出張朝市の現状 震災から半年後となる7月10日、輪島市内の商業施設「ワイプラザ輪島」で出張開催が始まりました。当初は約600平方メートルの催事場に30程度の店が直線的に並んでいましたが、より良い環境を求めて施設内での移転を実施。 その後の展開が注目されます。 6月12日には約2千平方メートルのエリアに移転し、31の店舗を円形に配置。各店に3メートルの間隔を設け、商品を保管できるスペースも確保しました。店主からは「今までより客と話しやすい」「お客が流れてきて最高の売り上げ」と喜びの声が上がっています。 体験談 出店者の声 「本当は輪島(の朝市通り)でやりたいけど場所もない。こんな機会を与えてもらってまたがんばりたい :antCitation[]{citations=”8a8304ae-fd56-490a-b4a1-a3cc58579278″}」という切実な思いを抱えながらも、前向きに営業を続ける姿勢に、多くの来場者が感銘を受けています。地震前は毎朝200店以上が並んでいた規模からすると大幅な縮小ですが、朝市の灯を消さないという強い決意が感じられます。 9月からは仮設住宅の整備が進んだことで、市外に避難していた組合員が輪島に戻るケースが増え、営業スペースを広げることになりました。 出張朝市の広がりも見逃せません。 全国各地での出張輪島朝市 震災後、「出張輪島朝市」を全国各地で開催しています。金沢市金石地区では、石川県漁業協同組合金沢支所を拠点に、定期的な出張朝市を開催。また、さいたま市でも12月6日に出張朝市が開かれ、13店舗が参加しました。 これらの取り組みは単なる販売活動ではありません。