宮本三郎ふるさと館企画展「ちょっとお寄りください 〜宮本三郎にまつわるエトセトラ〜」開催のお知らせ

優れたデッサン力で生涯にわたり女性や花を主題に制作した洋画家・宮本三郎(石川県小松市出身/1905-74)。油彩画を描く傍ら、新聞小説の挿絵や雑誌の表紙絵を数多く手掛け、人気を博しました。また二紀会の創立に携わったほか、日本美術家連盟の理事長として作家の社会的地位の確立・保護に尽力するなど、昭和の洋画壇を牽引した人物としても知られています。

ところで、画家の妻は伴侶として、ほとんど語られることがありませんが、隠れた貢献者であることが多いといわれます。宮本三郎の妻・文枝さんも夫を陰ながら支えた女性です。画壇では夫妻の間柄は有名で、宮本自身も「妻は私をかばう時、無鉄砲なくらい勇気があり、献身的であり、かえって私をはらはらさせる。私はその蔭に隠れて、勉強も出来、時には昼寝も出来る。」*と語っています。

本展では、文枝さんが語る宮本三郎の人物像をはじめ、いろいろなエピソードを作品とともに紹介します。より身近な存在として宮本三郎を感じていただければ幸いです。

★初紹介:小松市出身の舞台脚本家・北村喜八の書籍に宮本三郎が挿絵を添えた書籍

北村喜八著/宮本三郎挿画『演出入門』、個人蔵

北村宛手紙

★初公開:《パンヂー・ミモザ》油彩画、当館蔵



会期:令和年12月10日(土曜日)〜令和5年3月12日(日曜日)

開館時間:9時〜17時(入館は16時半まで)

休館日:月曜日(1月9日を除く)、1月10日(火曜日)、2月24日(金曜日)、年末年始12月29日(木曜日)〜1月3日(火曜日)

入館料:無料

※コロナウイルス感染拡大防止にご協力をお願いします



関連行事

【親子で凧絵を描こう!】

日時: 2月4日(土曜日)13時〜16時

場所:松崎町公民館

定員:小学生以上の親子10組 先着順

参加費:500円

持ち物:絵を描く道具、ぞうきん、など

※手洗い場がありません。絵具を使用される方は、ふきとるための紙や布をお持ち下さい。



申込期間 1月7日(土曜日)〜21日(土曜日)

※1月10日(火曜日)、16日(月曜日)は休館のため除く

申込先 宮本三郎ふるさと館 電話0761−43−3032



※コロナウイルス感染拡大状況により中止となる場合があります。

小松市立宮本三郎美術館
〒923-0904
石川県小松市小馬出町5番地
TEL 0761-20-3600
mail:msm@city.komatsu.lg.jp
【分館】
宮本三郎ふるさと館
〒923-0982
石川県小松市松崎町16-1番地
TEL 0761-43-3032

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